日本ブレイク工業

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株式会社 日本ブレイク工業
種類 株式会社
市場情報
略称 NBK
本社所在地  〒231-0058
神奈川県横浜市中区弥生町2-17 ストークタワー大通公園1-1304
電話番号 045-253-1734
設立 1986年
業種 建設業
事業内容 総合解体工事(各種建物解体施工)等
代表者 代表取締役社長 荒谷辰郎
資本金 2000万円
売上高
総資産
従業員数
決算期
主要株主
主要子会社
関係する人物 萬Z(量産型)(元契約社員)
外部リンク www.nbk.gr.jp
特記事項:神奈川県建物解体業協会会員

株式会社日本ブレイク工業(にほんブレイクこうぎょう)は、神奈川県横浜市に本社を置く総合解体業者である。略称「NBK」。建築物を中心とする解体工事を主たる業務とする。

建設業の中でも特に地味と言われる解体業のイメージアップのために様々な独自活動をしていることで知られ、後述の社歌作成の他、オリジナルのふりかけ「ガラの素」を製作(永谷園に開発・製造を依頼していた)し、関係者や解体現場の周辺住民にご挨拶品として配布していたという。

かつては解体工事部門の他にカッター工事部門があり(元々静的解体を行うためのコンクリート削孔工事が由来)、耐震補強工事、アンカー工事等の杭頭処理ダイヤモンドカッターを主としたコンクリートカッター施工をはじめとする建設業許可(とび・土工・コンクリート業)も持っていたが、2006年に子会社である「有限会社スキル」を設立、カッター工事部門を独立させている。現在、スキルは建設業の他、日本ブレイク工業関係の企画・販売や芸能事務所(後述の社員タレントのマネジメント)を主たる業務としている。

社歌について[編集]

一般の社歌の常識と大きな音を立てる割に地味な解体業のイメージを破壊するというコンセプトで契約社員であった萬Z(量産型)(manzo)が2002年に作詞・作曲を行った。その後、法規上必要な書類を顧客に渡すために作成したCD-Rの容量が大量に余っていたため、その穴埋めとしても活用されることになり、地域的にはこうして広がっていった。

2003年10月24日放映のテレビ朝日系“タモリ倶楽部”にて「日本キャンペーンソング大賞」で取り上げられグランプリを受賞したことにより多くの視聴者にその存在が知られるところとなる。アニメソングロボットアニメ)調の曲調が2ちゃんねるをはじめとしたネット上の電子掲示板で評判を呼ぶこととなった。公式ホームページにある社歌の音楽ファイルの存在を知ったネットユーザーのアクセスが殺到し、サイトのカウンターが壊れたり、サーバーがダウンするほどであった。

ネット上での評判が元となって、同年12月17日CD発売。発売日のオリコンチャートのデイリーシングル部門で初登場7位、12月29日付の同チャートの週間シングル部門で初登場22位(インディーズ部門2位)にランクイン。なお、社歌のランクインはオリコン史上初のことであった。最終的には10万枚近くを売り上げている(オリコン調べでは約3万枚)。

また、CD発売と同日に『MelodyClip♪』(エンターブレイン)が着信メロディとして配信を開始。現在では数社の通信カラオケにも収録されている。

2003年12月18日新星堂横浜ランドマークプラザ店で開催されたインストアライブで萬Z(量産型)と共に日本ブレイク工業の社員であるダイヤモンド勝田も出演し、ダイヤモンド勝田も知名度を上げた。

その後2004年3月、ポニーキャニオンからDVDが発売され、同年7月には、ナムコの『太鼓の達人6』に収録されることとなった。また、2005年7月に行われた「バーバラサマ キャンペーン」(『大合奏!バンドブラザーズ』の楽曲追加カートリッジへの曲収録リクエスト)でも多数のリクエストにより社歌が収録されることになった。

CD帯裏とブレイク祭り[編集]

CDが発売されるに当たり、帯の裏には「manzo氏による社歌作成リクエスト」「コンピレーションアルバムの作品募集」という2つの告知が書かれていた。この2つ目のコンピレーションアルバムの告知により、2ちゃんねるのDTM板を中心に社歌のリミックスバージョンを作るという一大ブームが発生した。多数のリミックスが作成されたが、その中でも特に有名な作品は2つある。一つは歌詞を英語化しメタル的な要素を加えたユーロビート作品『Japan Break Industries』、もう一つは単に逆再生した『日本冷え冷え工業』である。

また、同アルバム収録のムービーの募集も同時に行われ、こちらはFLASH・動画板を中心に職人達が力作を作り上げることとなった。

こうして2ちゃんねるを中心に起きた一大ムーブメントの産物が2004年8月26日に発売された『ブレイク祭り』である。なお、先述の『日本冷え冷え工業』についてはFlashムービーを作成した者もいたが、この『ブレイク祭り』では同Flashを元にオリジナルの絵柄で作成されたムービーとして収録されている。

そして、社歌CD発売1周年を記念して2004年12月17日にブレイク祭り参加者によるリアランド祭りが行われた。

その後[編集]

2005年頃からブームは収束し、2ちゃんねるの日本ブレイク工業関係スレッドも最盛期と比べると大幅に減少した。

manzoは社歌のヒットにより音楽で生計が成り立つこととなり退社し、音楽活動を続けている。主に社歌・店歌等のキャンペーンソングが主体だが、桃井はるこの楽曲プロデュースや、MotoGPライダー関口太郎選手の応援歌(2chバイク板同選手応援スレの要請により実現)など、多岐にわたって活動している。

ダイヤモンド勝田はスキル所属のタレントとして俳優業を続けている。各局TVドラマ等出演のほか、公共広告機構のCMにも出演した。

社歌CDのデータ[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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