ポケットモンスター (1997-2002年のアニメ)

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ポケットモンスター
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ジャンル
テレビアニメ:
原作
総監督 湯山邦彦
監督 日高政光
シリーズディレクター
チーフディレクター
企画
シリーズ構成 首藤剛志(第152話まで)
脚本
キャラクターデザイン
メカニックデザイン
音楽
アニメーション制作 OLM TEAM OTA
製作 テレビ東京
SOFTX→テレビ東京メディアネット
小学館プロダクション
放送局 テレビ東京系列
放送期間 1997年4月1日 - 2002年11月14日
話数 全271話[1]
その他 放送休止期間あり
1997年12月17日 - 1998年4月15日
コピーライト表記 ©
関連作品
*ポケットモンスター
テンプレート使用方法 ノート

ポケットモンスター』は、1997年4月1日から2002年11月14日まで放送されていたゲームソフトポケットモンスターシリーズ』を原作とするテレビアニメである。全271話。

概要[編集]

ポケットモンスター (アニメ) も参照

原作のストーリー展開を踏襲し、1話完結式のテンポのよい冒険活劇として表現されている。キャラクター間の関係や悪役の配役などには独自の設定が作られており、初期には独特の言い回しなどを多用するなど、シリーズ構成を担当した首藤剛志によるただゲームをアニメにしただけにはとどまらない世界観を築き上げた。ちなみに、首藤はロケット団の登場時の口上「なんだかんだと聞かれたら - 」というセリフも生み出している。主人公サトシと共に、ジムリーダーのタケシカスミが旅をする仲間として位置付けであったり、「お決まりの展開・ギャグ」を可能にする常連の敵役としてロケット団のムサシコジロウ、そして人間の言葉を話せるニャースという固有のキャラを創作した。

ストーリーは、原作のゲームの『赤・緑』のストーリーを基本とした「カントー編(ポケモンリーグ編)」、オリジナルエピソードの「オレンジ諸島編」、『金・銀』を基本とした「ジョウト編(金銀編)」に大別される。なお、後の『アドバンスジェネレーション(AG)』や『ダイヤモンド&パール(DP)』と対比するために、このシリーズ全体を「無印(もしくは無印編)」と呼ぶことがある。「オレンジ諸島編」では、タケシはウチキド研究所に残り(後にタケシは、サトシ達よりも先に、マサラタウンのサトシの家に戻ることになる)、ポケモンウォッチャーのケンジが同行している。

「ジョウト編」の途中までは、CM枠の前後にその回にちなんだポケモンのシルエットクイズが出題されていた。CMの前には「だーれだ?」という掛け声と共に問題が出題され、CM終了後に答えを発表していた。また、次回予告の最初にも次の回にちなんだポケモンのシルエットが表示されていた。シルエットは次回予告を見た時点ですぐに推測できるものがほとんどだったが、数回「引っかけ問題」が出題されたことがある(出題された時期は集中していた)[2]。「ジョウト編」の途中からは、図鑑ナンバーを使ったクイズに変更され(後にポケモンのシルエットが追加された)、このシリーズの最終回まで続いた。

ミニコーナー「オーキド博士のポケモン講座」は第61話からスタートした。なお、「カントー編」の終盤でポケモンリーグのエピソードを放送している間はその解説を、劇場版の封切りが近付くとその情報を伝える「特別編」として放送することもあった。

最高視聴率は関東地区が1997年11月11日放送の18.6%、関西地区が1997年10月28日放送の11.2%(ビデオリサーチ調べ)。1997年10月4日ゴールデンタイムに跨って放送されたスペシャルでは17.4%(関東地区)を記録し、テレビ東京のアニメが同日の19時台の番組で視聴率1位であった。しかし、2000年頃から視聴率が低下し、通常期でも一桁を記録するようになっていた。

放送開始当初は、1年半(6クール・78話)で完結する予定だったため、初期には現在では異色とも感じられるような変わったストーリーもあった(『マイコンBASICマガジン』1997年5月号p.164には1年間(52話)放送の予定と記載されている)。また、本シリーズのみ第1話 - 第6話が小学館スーパークエスト文庫において小説化されている。著者は首藤剛志で、アニメ版では隠されているシビアな現実が書かれており、主人公達の住む世界の実情やシステムが明かされた。

放送の完了後は、引き続き全てのネット局で『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』を放送している。

登場人物[編集]

ポケットモンスター (アニメ)の登場人物 を参照

以下の人物は個別項目を参照。

スタッフ[編集]

各話スタッフ[編集]

以下は、毎回エンディングの最初に表記されるスタッフである。

主題歌[編集]

オープニングテーマ[編集]

  1. めざせポケモンマスター』(第1話 - 第78話)[3]
    歌:松本梨香、作詞:戸田昭吾、作曲:たなかひろかず、編曲:渡部チェル、コーラス編曲:藤沢秀樹
  2. ライバル!』(第79話 - 第114話)
    歌:松本梨香、作詞:戸田昭吾、作曲・編曲:たなかひろかず

電波組の古川未鈴がこの曲好きである。2016年5月22 日のポケモン家で語っていた

  1. OK!』(第115話 - 第195話)
    歌:松本梨香、作詞:戸田昭吾、作曲・編曲:たなかひろかず
  2. めざせポケモンマスター』(第196話 - 第236話)[4]
    歌:Whiteberry、作詞:戸田昭吾、作曲:たなかひろかず、編曲:坂井紀雄
  3. Ready Go!』(第237話 - 第272話)
    歌:田村直美、作詞:田村直美・川村久仁美、作曲・編曲:たなかひろかず

エンディングテーマ[編集]

  1. ひゃくごじゅういち』(第1話 - 第27話)
    歌:石塚運昇[5]、作詞:戸田昭吾、作曲:たなかひろかず、編曲:渡部チェル
  2. ニャースのうた』(第28話 - 第37話・第63話 - 第66話)[6]
    歌:犬山犬子[7]、作詞:戸田昭吾、作曲:たなかひろかず
  3. ポケットにファンタジー』(第38話 - 第51話)[8]
    歌:さち&じゅり、演奏:ポケモンフィルハーモニーオーケストラ、作詞:戸田昭吾、作曲:たなかひろかず、編曲:中村暢之
  4. ポケモン音頭』(第52話 - 第62話・第102話)
    歌:ガルーラ小林、作詞:戸田昭吾、作曲:たなかひろかず、編曲:渡部チェル
  5. タイプ:ワイルド』(第67話 - 第101話)
    歌:松本梨香、作詞:戸田昭吾、作曲:たなかひろかず
  6. ラプラスにのって』(第103話 - 第114話)
    歌:カスミ飯塚雅弓)・ラプラス愛河里花子)、作詞:川村久仁美、作曲・編曲:たなかひろかず
  7. ニャースのパーティ』(第115話 - 第140話)[9]
    歌:ニャース(犬山犬子)、ゲスト:ムサシコジロウ、作詞:戸田昭吾、作曲・編曲:たなかひろかず
  8. ポケモンはらはらリレー』(第141話 - 第149話・第161話 - 第170話)
    歌:愛河里花子、作詞:戸田昭吾、作曲・編曲:たなかひろかず
  9. 『ポケモンはらはら2リレー(むずかし版)』(第150話 - 第154話)
    歌:愛河里花子、作詞:戸田昭吾、作曲・編曲:たなかひろかず
  10. タケシのパラダイス』(第156話 - 第160話)
    歌:タケシ上田祐司)、作詞:戸田昭吾、作曲・編曲:たなかひろかず
  11. ぼくのベストフレンドへ』(第171話 - 第189話)
    歌:岩崎宏美、作詞:川村久仁美、作曲・編曲:たなかひろかず
  12. 前向きロケット団![10]』(第190話 - 第236話)
    歌:ロケット団(ムサシ、コジロウ、ニャース)[11]、作詞:戸田昭吾、作曲・編曲:たなかひろかず
  13. ポケッターリ モンスターリ』(第237話 - 第272話)
    歌:可名、作詞:戸田昭吾、作曲・編曲:たなかひろかず、振付:蔦美代子

各話リスト[編集]

カントー編(ポケモンリーグ編)[編集]

オレンジ諸島編[編集]

ジョウト編(金銀編)[編集]

脚注[編集]

  1. 番外編4話、欠番1話除く。シリーズ全体としてはこの限りではない。
  2. NINTENDO64のゲームソフト『ピカチュウげんきでちゅう』でも出題された「上から見たプリン」(上から映した丸いシルエット。後に2007年4月に放送されたスペシャル版でも出題された)、「オババ」(放送された回に単発で登場したおばあさん。ポケモン以外が出題された唯一の例である。答え発表では派手に動き回っていた)、「だるまさん」(カスミのトゲピーがダルマと入れ替わっていた。答え発表では、出題時と同じ声と「えー!」と驚きの声が上がっていた)、「(ピカチュウに変身していた)メタモン」の4種類である。
  3. ポケモンショックの影響で、放送再開後はアニメーションが一部変更されている(冒頭のタイトルロゴの輝き方など。DVD・ビデオ版でもこちらが使用されている)。
  4. テレビバージョンでは、最初に“(ポケモン ゲットだぜーッ!)”という歌詞が挿入されているが、フルバージョンには入っていない。
  5. アーティストは放送時はこの「石塚運昇」名義であったが、CD化の際に「オーキド博士(石塚運昇)とポケモンキッズ」と改められた。
  6. エンディング映像は、月がモーフィングでさまざまなポケモンに変化するという、非常に特徴的なアニメーションとなっている。
  7. アーティストは放送時はこの「犬山犬子」名義であったが、CD化の際に「ニャース(犬山犬子)」と改められた。
  8. ポケモンショックの発生した回からの起用であったため、2度目の放送までにはかなりの間が空いた。後に、映像や歌詞の一部がクリスマス仕様に変更された。
  9. 大乱闘スマッシュブラザーズDX』におけるニャースのフィギュアの形、及び説明文は、この曲が元ネタである。このニャースのフィギュアが持っているギターは、アニメのエンディング映像で使っていたものと同じものである。
  10. 当時のエンディングのクレジットでは、「前向きロケット団」と表記されていた(語尾に!がない)。
  11. 正確に言えば、ソーナンス上田祐司)も歌に参加している(『TVアニメ主題歌ソング集 パーフェクトベスト 1997-2003』の7頁「前向きロケット団!」には、“コーラス:ソーナンス”が追加で記載されている)。
  12. 本来は第38話。この回はポケモンショックが発生した回であり、公式サイトの放映リストから削除されている。
  13. 13.0 13.1 「げきとう!ポケモンひなまつり」は第48話、「こどものひだよ ぜんいんしゅうごう」は第57話として放送される予定だったが、ポケモンショックにより放送が延期され、スペシャル版として番外編扱いで放送された(話数もカウントされなかった)。
  14. この回には、『ポケモンスナップ』の主人公であるトオルが登場した。
  15. 15.0 15.1 「ルージュラのクリスマス」は第39話、「イワークでビバーク」は第40話として放送される予定だったが、「げきとう!ポケモンひなまつり」などと同様の理由で放送が延期され、同じくスペシャル版として番外編扱いで放送された。本来は「イワークでビバーク」の後に、第39話で放送された「イーブイ4きょうだい」が続く予定だった(「ピカチュウのもり」はポケモンショック以前は放映リストになく、事件後に制作された)。

関連項目[編集]

  • 小林幸子 - 放送初期に、劇場版第1作の主題歌やエンディングテーマを何度か担当した(後者の場合は、別の名義を使用することがあった)。

外部リンク[編集]

テレビ東京系 火曜18:30枠
前番組ポケットモンスター
(1997年4月 - 1997年12月)
次番組
機動戦艦ナデシコ学級王ヤマザキ
テレビ東京系 木曜19:00枠
はれときどきぶたポケットモンスター
(1998年4月 - 2002年11月)
ポケットモンスター
アドバンスジェネレーション
テレビ東京系 火曜19:00枠
前番組ポケットモンスター アンコール
(1999年10月 - 2002年9月)
次番組
快感-KAIKAN-フレーズ週刊ポケモン放送局
ポケットモンスター

世界観[編集]

ポケモン[編集]

概説
ポケットモンスター (架空の生物)
ポケモン一覧 (全国図鑑順)
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バグポケモン・デマポケモン

けつばん

人物[編集]

地理[編集]

地方
本編の地方 (カントー地方 - ジョウト地方 - ホウエン地方 - シンオウ地方 - イッシュ地方 - カロス地方 - アローラ地方)

ゲーム[編集]

本編[編集]

GB[編集]
第1世代 赤・緑・青・ピカチュウ
第2世代 金・銀・クリスタル
GBA[編集]
第3世代
オリジナル ルビー・サファイア・エメラルド
リメイク ファイアレッド・リーフグリーン
DS[編集]
第4世代
オリジナル ダイヤモンド・パール・プラチナ
リメイク ハートゴールド・ソウルシルバー
第5世代 ブラック・ホワイト(2)
3DS[編集]
第6世代
オリジナル X・Y
リメイク オメガルビー・アルファサファイア
第7世代 サン・ムーン
第7世代

その他[編集]

関連する人物[編集]

田尻智 - 増田順一 - 杉森建 - 石原恒和 - 田中宏和 - イマクニ? - 久保雅一

関連企業[編集]

任天堂 - クリーチャーズ - ゲームフリーク - ポケモン (企業)

反ポケモン勢力[編集]

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zh:神奇寶貝 (1997-2002年動畫)