ボア・ハンコック

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ボア・ハンコック

ボア・ハンコックとは、元懸賞金8000万ベリーの王下七武海の一人。女ヶ島「アマゾン・リリー」皇帝にして、九蛇海賊団船長。ゴルゴン三姉妹長女。

人物[編集]

世界一と謳われる絶世の美女であり、その美貌で老若男女問わず数多の人間を魅了する。その美貌と強さから島の者には「蛇姫様」と呼ばれ、慕われている。一人称は「わらわ」。小動物を蹴り飛ばしたり目上口調が目立つなど、自分の美貌を鼻に掛け自分勝手に振る舞い、妹達にすら最悪と言われる性格だが、その直後に見せる表情に周りの者は瞬時に悩殺され、誰一人として咎めることができない。相手を見下し指さしながら後ろにのけぞるポーズは、「相手を見下し過ぎのポーズ(見下し過ぎて逆に見上げている)」と言われる。9月2日生まれ(「九(く)」=9、「蛇(じゃ)」=2)の29歳→31歳。身長191cm。3サイズはB:111(Jカップ)/W:61/H:91。

能力[編集]

超人系悪魔の実「メロメロの実」の能力者で、自分の魅力に見惚れた者を石化させることができる。また、「覇王色の覇気」の持ち主でもあり、その実力は海軍元帥センゴクからも高く評価されている。

経歴[編集]

ボア・ハンコック

12歳の時、人攫い屋によって妹共々連れ去られ、世界貴族の奴隷となる。その際に三姉妹全員が奴隷の証である天竜人の紋章の焼印を背中に焼きつけられ(このことから世界政府と男を酷く嫌うようになる)、さらに余興でメロメロの実を食べさせられ能力者となる。その4年後、冒険家フィッシャー・タイガーによって解放され、妹2人と共に路頭に迷っていた所をニョン婆とレイリーとシャッキーによって保護され、アマゾン・リリーに帰還した。その後、悪魔の実の能力を活かして天竜人の紋章を隠しつつ、現在に至る。18歳の時に皇帝の地位を継承し、初めての遠征の際に懸賞金8000万ベリーが懸けられ七武海に加盟した。

背中の天竜人の紋章は島中の民全員に隠していたが、湯浴み中に現れたルフィにそれを見られて激昂、不法侵入の罪で処刑しようとし、妹のサンダーソニアとマリーゴールドをけしかけるが、やがてルフィの器の大きさと情の深さから心を許し、挙句の果てには、恋心を抱くようになる。以来、ルフィに対して頬を赤らめたり、ラブラブになっている状況を想像したりと、完全に「恋する乙女」となる。

エース奪還を決意したルフィインペルダウンへ送るために政府からの強制召集命令に応じ、獄中のエースにルフィが救出に来ていることを伝える。マリンフォード頂上戦争でもルフィに協力し、戦いのどさくさに紛れて白ひげ海賊団・海軍双方に攻撃を仕掛け、ルフィを押さえつけたスモーカーを妨害したり、エースの手錠のカギをルフィに渡したり、パシフィスタ数体の動きを止めるなどのサポートを行った。

終戦後は七武海権限で軍艦を奪い、ローが助けたルフィとジンベエに合流。彼らを匿う為、アマゾン・リリーへの停泊と上陸を特例として許可した。2年後にルフィをシャボンディ諸島に送り届け、海軍の麦わらの一味への攻撃を妨害。ルフィに結婚は断られたが、変わらず恋い慕い続けている。

初期設定では外見は現在より年上で刺青などをしており、異名も妖妃となる予定だった。

攻撃技[編集]

メロメロ甘風(メロウ)
両手の指でハートマークを作り、そこから放った光線で邪心を持つ相手を石化する。ただし、ルフィのように邪心がない者や、モモンガのように無理矢理邪心を抑え込んだ者には効果がない。
銃(ピストル)キス
投げキスで作ったハートマークを弾丸のように飛ばす。ゴム人間のルフィにも効く。
虜の矢(スレイブアロー)
投げキスで作った巨大なハートマークをのようにして破裂させ、広範囲に石化効果を持つを放つ。物質にも効果がある。
芳香脚(パフューム・フェムル)
石化と粉砕を同時に行う蹴り。物質にも効果があり、スモーカーの七尺十手やパシフィスタを破壊することもできる。

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